[15a-PA4-1~29] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

[15a-PA4-17] Gaナノ微粒子を用いた深紫外表面プラズモン共鳴

〇遠藤 創志¹、島ノ江 考平¹、松山 哲也¹、和田 健司¹、岡本 晃一¹ (1.阪府大院工)

キーワード：プラズモニクス、表面プラズモン、深紫外

殺菌や皮膚治療等，広範な用途を有する深紫外LEDの高効率化を目指す研究が近年活発に行われている．本研究では深紫外波長域にプラズモン共鳴のピークを持つGaを用いて微粒子を作製し，スペクトルを観測した．その結果，粒のサイズを変化させることで深紫外の様々な波長において強い共鳴ピークを得た．また，Gaは高温加熱による酸化が起こりやすいため，Gaナノ微粒子にAl₂O₃を被膜することでそれを防止することにも成功した．