2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[15a-PA4-1~29] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2020年3月15日(日) 09:30 〜 11:30 PA4 (第3体育館)

09:30 〜 11:30

[15a-PA4-28] 金ナノ粒子/p型半導体膜/白金膜を用いた光陰極の構築

清水 風希1、城 春樹1、押切 友也1、石 旭1、三澤 弘明1,2 (1.北大電子研、2.台湾国立交通大)

キーワード:プラズモン、強結合

最近我々は、金ナノ微粒子(Au-NPs)による局在表面プラズモン共鳴 (LSPR)モードと、酸化チタン薄膜と金反射膜から構成されるファブリペローナノ共振器モードとを強結合させた光陽極が、水の酸化反応効率を向上させることを発見した。
本研究では、p型半導体である酸化コバルト膜及び酸化ニッケル膜と白金膜からなるナノ共振器を構築し、Au-NPsが示すLSPRと相互作用させることで、高効率に光還元反応を進行可能な光陰極の作製を試みた。