[15p-A202-1~12] 10.5 磁場応用

[15p-A202-2] in situ X線回折測定による変調回転磁場下のDyBa₂Cu₃O₇高温超伝導体微結晶の2軸磁場配向挙動の検討

柏木 勇人¹、〇木村 史子²、堀井 滋²、川山 巌¹、土井 俊哉¹ (1.京都大学エネ科、2.京都先端科学大学)

キーワード：高温超電導体、磁場配向、その場X線回折測定

高い臨界温度を有する超伝導セラミックスであるREBa₂Cu₃O_y（RE123）の結晶系は直方晶であるので磁場による2軸配向が可能である．RE123の磁場下での2軸配向達成条件を検討すれば，配向材料として応用に耐えうる材料が開発できる．今回，Dy123微結晶の懸濁液に，変調回転速度を変化させた変調回転磁場を印加しつつin situ X線回折測定を行い，配向の様子を検討したので報告する．