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△ [15p-A202-7] 磁場によるNi2MnAlの規則度増加
キーワード:強磁場、Ni2MnAl
L21-Ni2MnAlはホイスラー合金である。高温相であるB2相を低温熱処理することで規則化し強磁性L21相が得られるが、規則化には長時間かかるため、高い規則度を有するL21相の合成は困難である。一方、磁場中で強磁性相はゼーマンエネルギーの利得により安定化する。このことに注目し、B2相に対し磁場中熱処理を行った。結果、磁場印加により規則度が増加することがわかった。