2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[15p-A402-1~11] 12.5 有機太陽電池

2020年3月15日(日) 13:15 〜 16:15 A402 (6-402)

池上 和志(桐蔭横浜大)、古郷 敦史(産総研)

14:15 〜 14:30

[15p-A402-5] メチルアンモニウム・ホルムアミジニウム塩表面処理によるペロブスカイト結晶の発電性能改善

古郷 敦史1、宮寺 哲彦1、近松 真之1 (1.産総研)

キーワード:ペロブスカイト太陽電池、表面処理

ペロブスカイト太陽電池は、溶液塗布により作製でき、最高で25.2%の高い発電効率を示すことから、近年注目を集めている。一方で、塗布・乾燥工程で製膜されるため、反応物質であるPbI2がペロブスカイト結晶に残留してしまうことが課題とされている。我々は、PbI2を除去するため、ペロブスカイト結晶を各種メチルアンモニウム、ホルムアミジニウム塩溶液で処理したところ、ペロブスカイトのエネルギーギャップおよび発電特性が変化した。