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[15p-B409-3] 深紫外波長可変光源を用いたSO2の共鳴ラマン分光の発振線幅依存性
キーワード:共鳴ラマン、ライダー
どのような有害物質が発生しているかが不明な災害現場において、安全かつ速やかに有害物質を検知・識別することは重要であり、共鳴ラマンライダーによる大気中微量有害物質遠隔計測技術を開発している。レーザー波長を対象の吸収帯に一致させる共鳴ラマンでは、レーザーの発振線幅に共鳴ラマン信号強度が依存することが予想される。本報告では、深紫外波長可変Ti:Sレーザーにエタロンを挿入し、発振線幅を変化させた場合の共鳴ラマン散乱測定結果について報告する。