[10a-N107-1~12] 3.6 超高速・高強度レーザー

[10a-N107-1] SiN導波路による広帯域光の可視光強度増大

〇吉田 光貴^1,2、石澤 淳¹、高 磊³、徐 学俊¹、吉川 優剛^1,2、土澤 泰⁴、相原 卓磨⁴、西川 正²、コン グァンウェイ³、山本 宗継³、山田 浩治³、小栗 克弥¹ (1.NTT物性研、2.東京電機大、3.産総研、4.NTT先デ研)

キーワード：SiN導波路、導波路、ファイバーレーザー

Erファイバーレーザーを非球面レンズで1.3 µm幅のSiN導波路にTEモードで空間光結合し，スーパーコンテニューム(SC)光を発生させる．レーザー光の入射位置をピエゾ制御ステージで上下左右方向へ精密に制御することによってSC光の可視光強度で12 dB@600 nmの増大が観測された. 更に，測定と数値計算から1.3 µm幅の導波路の光伝搬にはTE00とTE10の2つのモード結合が存在し，TE10モードがSC光の可視光強度増大に寄与している可能性があることが分かった．