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△ [10a-N107-8] デュアルコム・サニャック干渉計による定量変位計測
キーワード:デュアルコム分光法、測距、光周波数コム
近年、超短パルスレーザーを用いた距離測定(測距)が注目を集めている。特にデュアルコム分光法を用いると、飛行時間計測結果と光干渉計測結果をつなぐことでナノメートルまでの距離測定が可能となる。今回、我々は、このようなデュアルコム測距の測定可能範囲を広げるために、サニャック干渉計を用いたデュアルコム計測装置を構築し、10 ピコメートルオーダーの微小変位を定量的に計測することに成功したので報告する。