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[10a-N107-9] デュアルコム光源を用いたトリガーレステラヘルツ周波数コム分光計の開発
キーワード:デュアルコム分光、テラヘルツ時間領域分光、非同期サンプリング
デュアルコム光源の光を別の周波数帯の光に変換することで、光源の発振周波数帯以外でのデュアルコム分光が可能になる。今回、我々はデュアルコム分光を光源とした、データ取得にトリガー信号を必要としない非同期光サンプリング式テラヘルツ時間領域分光計を開発した。この装置を用いて45分間テラヘルツ時間波形を測定したところ、0.7 THzにおける位相の標準偏差が~0.2 radという極めて高い安定性を実現できた。