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[10p-N204-3] 黄銅鉱劈開面の走査トンネル顕微鏡を用いた観察
キーワード:走査トンネル顕微鏡、黄銅鉱、表面構造解析
黄銅鉱(CuFeS2)は銅の主要な天然資源であり,そのプロセッシング技術の高度化や革新のために,表面微細組織に関するより詳細な知見が求められている.本研究では,黄銅鉱の劈開面に関してその方位,原子配置に関する基礎的な知見を得ることを目的とし,STM(走査トンネル顕微鏡)を用いた観察を行った.その結果,再構成構造と考えられる原子構造が観察された.当日はこの詳細や劈開面の面方位解析について報告する.