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[10p-N206-1] 原子層堆積法を用いた Co 成膜 Si 光学系のX線反射率評価
キーワード:原子層堆積法、X線反射率、X線天文学
将来衛星への搭載に向けて、マイクロマシン技術を用いた宇宙用の軽量X線望遠鏡の開発を進めている。薄い Si ウェハに微細穴を形成し、側壁をX線反射鏡として利用する。反射率向上のため、我々は原子層堆積法に着目し、Si 表面への Co 成膜を実施した。反射率は大反射角で大きく向上し、成膜面の表面粗さは 1 nm rms 程度と将来ミッションの要求を満たしている。今後、微細穴側壁への成膜についても検証を進める予定である。