17:30 〜 17:45
[10p-N207-15] Biotin-Streptavidin相互作用による膜融合の制御
キーワード:ベシクル融合、光褪色後蛍光回復法
基板支持脂質二重膜とベシクルをBiotin-Streptavidin相互作用により繋げることで選択性を制御し、接触頻度を増加させた融合の様子を光褪色後蛍光回復法(FRAP)で測定・解析した。Ca2+イオンの添加によりベシクル/脂質膜間の静電反発を抑制し、融合が進行することがmobile fractionの増加より分かる。DOPC/DOPEから成るベシクルは構造安定性が低いため、Ca2+イオンを添加しない環境でも、ある程度の融合が進んでいることが分かる。