2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[10p-N303-1~19] 13.8 光物性・発光デバイス

2021年9月10日(金) 13:30 〜 18:30 N303 (口頭)

加藤 有行(長岡技科大)、舘林 潤(阪大)

16:30 〜 16:45

[10p-N303-12] 量子ドットスピン偏極発光ダイオードの円偏光発光特性の温度依存性

江藤 亘平1、樋浦 諭志1、パク ソヨン1、高山 純一1、スバギョ アグス1、末岡 和久1、村山 明宏1 (1.北大院情報科学)

キーワード:量子ドット、発光ダイオード、スピン輸送

光電融合型情報処理基盤の実現に向け、スピン状態が長時間保持されるInGaAs量子ドットを光学活性層に持つスピン偏極発光ダイオードを作製し、円偏光発光特性の温度依存性を研究した。125 K から200 Kに温度を上昇させると発光の円偏光度は増加した。電流注入発光分光と時間分解発光分光を併用した独自手法により、半導体バリア層において電界誘起のスピン緩和が抑制されたためであることを明らかにした。