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[10p-N306-18] 水素プラズマエッチングによるグラフェンジグザグ端の作製
キーワード:グラフェン、ジグザグ端、水素プラズマエッチング
グラフェンの端は構造によって異なる物性を示すので、ナノスケールのグラフェンデバイスでは端の制御が重要となる。水素プラズマエッチング(HPE)ではジグザグ(zz)型の端を優先的に作製でき、zz端でスピン偏極を示唆する結果も得られているが、端の終端状態に関してはこれまで研究されていなかった。本講演ではグラフェン、グラファイトのHPEと高分解能電子エネルギー損失分光による終端状態の研究について紹介する。