16:05 〜 16:35
[10p-N324-10] 酵素を用いたバイオ燃料電池の開発と自己駆動型センサへの応用
キーワード:バイオ燃料電池、バイオセンサ
我々は,印刷技術と酵素の機能を最大限に発揮することができる新奇な多孔質炭素材料を組み合
わせることで,ウェアラブルかつ高出力な体液から発電可能な自己駆動型バイオ燃料電池を開発してきた.自己駆動型デバイスとは,例えば汗中の乳酸をバイオ燃料電池の酵素と反応させて電力を取り出し,この電力を使って発信器から信号を飛ばす仕組みで,電源とセンサの両方の役割を備えているものをいう.上記の場合,バイオ燃料電池の電力は乳酸濃度に依存するため,電力値から乳酸濃度を測ることができる.本講演ではこれらの要素技術から,実際のデバイスの概要について概論する.
わせることで,ウェアラブルかつ高出力な体液から発電可能な自己駆動型バイオ燃料電池を開発してきた.自己駆動型デバイスとは,例えば汗中の乳酸をバイオ燃料電池の酵素と反応させて電力を取り出し,この電力を使って発信器から信号を飛ばす仕組みで,電源とセンサの両方の役割を備えているものをいう.上記の場合,バイオ燃料電池の電力は乳酸濃度に依存するため,電力値から乳酸濃度を測ることができる.本講演ではこれらの要素技術から,実際のデバイスの概要について概論する.