2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[10p-S301-3~12] 8.1 プラズマ生成・診断

2021年9月10日(金) 14:00 〜 16:30 S301 (口頭)

堤 隆嘉(名大)

14:00 〜 14:15

[10p-S301-3] ダイオード整流型交流アークを用いたプレーナー熱プラズマジェットの変動現象の可視化

田中 学1、大熊 崇文1、渡辺 隆行1、松浦 次雄2、Trelles Juan-Pablo3、茂田 正哉4 (1.九大院工、2.タソーアーク、3.UMASS Lowell、4.東北大院工)

キーワード:熱プラズマ、変動現象、高速度カメラ

ダイオード整流を用いた多電極交流アークを発生させることで,革新的なプレーナー熱プラズマ場を構築し,その変動現象を解明することを目的とした.
熱プラズマは,高温,高エンタルピー,高化学活性などの特長を有することから,様々な材料プロセッシングへの応用が期待されている.しかし,従来の熱プラズマ発生手法は,数mmから数cm程度の小さな領域にしか発生できない点熱源(0次元)である点が問題であった.そこで本研究では,数百A級の大電流をミリ秒オーダーでダイオード整流することで,新規な交流アーク発生手法を確立した.