2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[10p-S402-1~18] 12.7 医用工学・バイオチップ

2021年9月10日(金) 13:30 〜 18:30 S402 (口頭)

宇野 重康(立命館大)、竹原 宏明(東大)、河野 剛士(豊橋技科大)

17:45 〜 18:00

[10p-S402-16] 人工視覚システムの高速駆動化に向けた制御回路の設計

〇(M2)塩谷 涼太1、森 康登1、鐘堂 健三2、寺澤 靖雄2、竹原 浩成1、春田 牧人1、田代 洋行1,3、笹川 清隆1、太田 淳1 (1.奈良先端大、2.ニデック、3.九州大学)

キーワード:人工視覚、生体埋植デバイス、CMOS LSI

集積回路の多点刺激人工視覚デバイスの高速駆動化を目指し、新たに制御回路の設計を行った。従来はCMOSチップによる設定の際に、2000を超えるパルス入力を必要としており、1つのチップを動作させるのに最小でも15ms前後の時間を要していた。本研究ではより高速な駆動を実現するため、配線数を増やすことなく少ないパルス数で制御ができるよう動作システムの変更を行うことで、動作の待機時間を150µsまで大幅に短縮することが可能となった。