[11a-N103-1~10] 3.10 光量子物理・技術

△ [11a-N103-7] 光コヒーレント検波による半導体レーザカオスの複素電界ダイナミクスを用いた乱数生成

〇工藤 翔大¹、舟橋 遼¹、菅野 円隆¹、内田 淳史¹ (1.埼玉大)

キーワード：半導体レーザ、乱数、カオス

乱数生成は情報セキュリティや大規模数値シミュレーションへの応用に必要不可欠な技術である。戻り光を有する半導体レーザの光強度ダイナミクスを用いた物理乱数生成が報告されているが、複素電界を用いた乱数生成の報告はされていない。そこで本研究では光コヒーレント検波を用いることにより、半導体レーザカオスにおける複素電界の実部と虚部のダイナミクス抽出を数値計算にて行い、高速物理乱数生成を行う。