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[11a-N106-2] 共鳴ラマンライダーに向けた広帯域波長可変Ti:Sレーザーの誘導ブリルアン散乱パルス圧縮
キーワード:ライダー、共鳴ラマン、誘導ブリルアン散乱
どのような有害物質が発生しているかわからない災害現場において、安全かつ速やかに有害物質を検知・識別することは非常に重要であるが、作業員の安全を確保するためには、数十m程度離れた位置からの測定が求められている。対象物質の吸収帯に一致した波長で発振するレーザー光を用いることで、ラマン散乱光が著しく増大する共鳴ラマン効果に着目し、共鳴ラマンライダーによる大気中微量有害物質遠隔計測技術の開発を開始した。発表では、空間分解能の向上を目指した波長可変Ti:SレーザーのSBSによる広帯域でのパルス圧縮技術について報告する。