2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 蓄電固体デバイスの開発に向けた界面イオンダイナミクス

[11a-N203-1~11] 蓄電固体デバイスの開発に向けた界面イオンダイナミクス

2021年9月11日(土) 09:00 〜 12:30 N203 (口頭)

乗松 航(名大)、菅 大介(京大)、土屋 敬志(物材機構)、入山 恭寿(名古屋大学)

11:30 〜 11:45

[11a-N203-8] 正極材料Li2VO2FのX線全散乱法による結晶・非晶相の構造解析

〇(PC)廣井 慧1、尾原 幸治1、坂田 修身1 (1.高輝度光科学研究セ)

キーワード:リチウムイオン電池、X線全散乱測定、原子対相関関数

Li2VO2F(LVOF)は高い理論容量462 mAh/gを呈し、リチウムイオン電池(LIB)の次世代の正極材料として実用化が期待されている。しかしながら、LVOFは充放電サイクルに伴う充電容量の著しい劣化が確認されており、LIBへの実装には容量劣化の抑制技術の開発や、劣化メカニズムの解明が求められる。本研究では、LVOFの容量劣化メカニズムに関する知見を得るために、X線全散乱測定と、得られた二体分布関数を利用した結晶・非晶分離解析を行った。