[11a-N207-1~9] 3.15 シリコンフォトニクス・集積フォトニクス

[11a-N207-2] 矩形型に対するテーパー型MMIの偏光無依存カプラーとしての優位性の検証

〇楠 大和¹、澤 東樹¹、周 寒¹、杉山 陸斗¹、松島 裕一¹、石川 浩¹、宇髙 勝之¹ (1.早大理工)

キーワード：フォトニクス、MMI、偏光無依存

近年、光ネットワークでの低消費電力で高速な光転送の観点から、Siフォトニクスを用いた光スイッチが注目されている。我々は長方形マルチモード干渉計カプラーの偏光無依存構造が可能なことを確認したが、入力導波路間の干渉が無視できないため、新たにテーパー型 MMIカプラーによる偏光無依存化によるMZIシリコン光スイッチの設計を行った。今回は作製誤差を踏まえた上でのテーパー型MMIの優位性を検証した。検証の結果、テーパー型MMIにおいてMMIのパラメータ変化に対する依存関係は少なく、矩形型MMIに対するテーパー型MMIの優位性を確認できた。