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[11a-N301-9] コーヒーの葉の油膜層厚さのAFM測定とその生育状況との関連
キーワード:原子間力顕微鏡
植物の葉の表面にはクチクラ層と呼ばれる薄い保護膜が存在する。この膜はクチンやワックスによって構成され、水分の蒸発を防ぎ内部を保護する役割を果たしており、植物の生育状況や環境に依存して状態が変化すると考えられている。今回我々は、常温大気下で栽培したコーヒー豆の木から葉を採取し、クチクラ層の厚さを原子間力顕微鏡(AFM)により測定することで生育状況との関連付けを行うことを目指した。