2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.6 プローブ顕微鏡

[11a-N301-1~11] 6.6 プローブ顕微鏡

2021年9月11日(土) 09:00 〜 12:00 N301 (口頭)

杉本 宜昭(東大)、武内 修(筑波大)

11:15 〜 11:30

[11a-N301-9] コーヒーの葉の油膜層厚さのAFM測定とその生育状況との関連

〇(M2)金武 明佳1、高橋 幸弘2、長谷川 剛1 (1.早大先進理工、2.北大理)

キーワード:原子間力顕微鏡

植物の葉の表面にはクチクラ層と呼ばれる薄い保護膜が存在する。この膜はクチンやワックスによって構成され、水分の蒸発を防ぎ内部を保護する役割を果たしており、植物の生育状況や環境に依存して状態が変化すると考えられている。今回我々は、常温大気下で栽培したコーヒー豆の木から葉を採取し、クチクラ層の厚さを原子間力顕微鏡(AFM)により測定することで生育状況との関連付けを行うことを目指した。