2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.2 グラフェン

[11a-N306-1~11] 17.2 グラフェン

2021年9月11日(土) 09:00 〜 12:00 N306 (口頭)

岡田 晋(筑波大)

11:45 〜 12:00

[11a-N306-11] 水滴の振舞い検知に向けたPDMS/LIG超撥水性表面処理

〇(M2)若林 聖史1、有江 隆之1、秋田 成司1、竹井 邦晴1 (1.大阪府大)

キーワード:laser-induced graphene、フレキシブルセンサ、超撥水性

AIの発展に伴い、実空間の情報をより正確且つ簡易にセンシングできるハードウェアが重要となってきている。その一つとして、現在多種センサを集積させたフレキシブルセンサに注目が集まっている。これは、機械的柔軟性を有しており曲面を含む様々な表面からの情報取得が可能になるためである。その一つとして水の流れの計測がある。本実現には、単純且つ半永続的に保持される水の挙動(撥水性や親水性など)を制御することが重要となる。そこで、本研究では単純な表面処理によって実現できる超撥水性デバイスと、それを用いた水滴の振舞い計測について報告する。