09:00 〜 09:15
[11a-N324-1] CaI2、CaBr0.7I1.3、CaBr0.7I1.3:Euシンチレータにおける波形弁別法の比較分析
キーワード:シンチレータ、放射線検出器、波形弁別法
二重ベータ崩壊実験における観測対象の0νββは非常に稀な信号であり、その半減期は1026年以上と長い。そのため,単色の0νββ信号を他のバックグラウンドから分離するためには、内在放射能が低く高いエネルギー分解能を有するシンチレータが必要となる。また、アルファ線とガンマ線・β線に対するシンチレータの波形弁別性能も、バックグラウンドイベントを除去するために非常に重要となる。本研究では、CaI2、CaBr0.7I1.3、Eu2%添加CaBr0.7I1.3 (CaBr0.7I1.3:Eu)結晶を育成し、波形弁別法の比較分析を行ったので報告する。