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[11a-N402-4] 加速器質量分析法を用いた長半減期放射性ハロゲン36Clと129Iの高感度検出による降下量変動の比較研究
キーワード:加速器質量分析法、塩素36、ヨウ素129
宇宙線生成核種が主となる36Clと越境汚染の1つであり主に核活動に起因する129Iについて,降下量の変動と挙動を評価して,環境トレーサーとしての適応性を検討する。特に,研究例が少ない日本海側における長半減期放射性ハロゲンである36Clと129Iの降下量の季節変動について,太平洋側との比較評価を実施した。降水中の36Clと129I濃度は,日本海側において冬季に高くなる傾向を示した。