2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 薄膜・表面物理研究のトレンドと今後の展望 ~薄膜・表面物理分科会50周年記念シンポジウム~

[11a-S201-1~6] 薄膜・表面物理研究のトレンドと今後の展望 ~薄膜・表面物理分科会50周年記念シンポジウム~

2021年9月11日(土) 09:00 〜 12:00 S201 (口頭)

吉村 雅満(豊田工大)、宮崎 誠一(名大)

11:30 〜 12:00

[11a-S201-6] 放射光を用いた酸化物超構造の量子状態解析

組頭 広志1 (1.東北大多元研)

キーワード:酸化物ヘテロ構造、光電子分光、放射光

強相関物性を制御するモットトランジスタは、Beyond CMOSの有力候補の一つである。その実現のためには、表面・界面数nmの領域で発現する新奇な量子(電荷・スピン・軌道)状態を精密に決定することが鍵となり、放射光を用いた分光法は最も直接的な情報を与えることができる。本公演では、高輝度放射光を用いた酸化物超構造の研究を紹介しながら、放射光解析に基づく酸化物デバイス開発の可能性について議論する。