2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[11p-N207-1~13] 3.15 シリコンフォトニクス・集積フォトニクス

2021年9月11日(土) 13:30 〜 17:15 N207 (口頭)

岡野 誠(産総研)、北 翔太(NTT)、種村 拓夫(東大)

15:15 〜 15:30

[11p-N207-7] 光パルスの遅延時間を用いた集積可能な巡回セールスマン問題ソルバー

矢島 駿1、庄司 雄哉1 (1.東工大)

キーワード:巡回セールスマン問題、シリコンフォトニクス、光集積回路

巡回セールスマン問題とは「複数の地点とその間の距離が与えられた場合、それらの地点をすべて重複なく訪問し、出発した地点に戻ってくる場合の最短時間」を求める問題である。この問題の計算量は効率的なソルバーであるConcorde TSP Solverを用いた場合でも指数関数オーダーであり、地点数の増加に伴い計算が困難となる。本発表では現実的な時間でTSPを解決することができる、パルス光の遅延時間を用いた集積可能な光デバイスを提案する。