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△ [11p-N207-7] 光パルスの遅延時間を用いた集積可能な巡回セールスマン問題ソルバー
キーワード:巡回セールスマン問題、シリコンフォトニクス、光集積回路
巡回セールスマン問題とは「複数の地点とその間の距離が与えられた場合、それらの地点をすべて重複なく訪問し、出発した地点に戻ってくる場合の最短時間」を求める問題である。この問題の計算量は効率的なソルバーであるConcorde TSP Solverを用いた場合でも指数関数オーダーであり、地点数の増加に伴い計算が困難となる。本発表では現実的な時間でTSPを解決することができる、パルス光の遅延時間を用いた集積可能な光デバイスを提案する。