2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 レーザープロセシング

[11p-N321-1~8] 3.7 レーザープロセシング

2021年9月11日(土) 13:30 〜 15:45 N321 (口頭)

中村 大輔(九大)

14:45 〜 15:00

[11p-N321-5] アントラセンのレーザー誘起結晶化過程に伴う濃度場の高速度観察

〇(D)釣 優香1、丸山 美帆子1,2,3、吉川 洋史1、塚本 勝男1,4、高野 和文3,5、安達 宏昭5、宇佐美 茂佳1、今西 正幸1、吉村 政志6、森 勇介1 (1.阪大院工、2.阪大高等共創、3.京府大生命環境、4.東北大院理、5.創晶、6.阪大レーザー研)

キーワード:レーザー誘起結晶化、有機化合物、高速度観察

レーザー誘起結晶化技術では、溶液中のレーザーアブレーションによるキャビテーションバブルが濃度上昇を引き起こし、結晶化を誘起すると考えている。本研究では、溶液中の屈折率変化を捉えられるシャドウグラフ法を用いて、レーザー照射時の濃度場の高速度観察を行った。その結果、キャビテーションバブルの挙動に伴って、濃度変化に起因すると考えられる溶液中の密度勾配を明暗のコントラストとして観測することに成功した。