[11p-N401-1~7] 11.1 基礎物性

[11p-N401-2] Bi2212-THz波発振器における材料組成依存性の研究Ⅱ

〇中川 駿吾^1,2、柏木 隆成¹、中山 繭^1,2、Kim Jeonghyuk¹、山口 啄弥¹、桑野 玄気¹、辻本 学^1,2、南 英俊¹、門脇 和男¹、石田 茂之²、永崎 洋²、中尾 裕則³、茂筑 高士⁴、長谷川 幸雄⁵、木村 尚次郎⁶ (1.筑波大数理物質、2.産総研、3.KEK物構研PF、4.NIMS、5.東大物性研、6.東北大金研)

キーワード：テラヘルツ、高温超伝導、固有ジョセフソン接合

銅酸化物超伝導体Bi2212を用いたTHz波発振器について、材料観点からの評価を行っている。今回、Biの一部をPbに置換した結晶と、Caの一部をYに置換した結晶についてデバイスを作製し、放射光X線回折実験で結晶を評価した。その結果、特にPb置換を行った結晶では、c軸格子長が熱処理の効果を受けづらいことが分かった。当日は、デバイスのI-V特性と上記の結晶の特性を関連付けて報告する。