10:00 〜 10:15
△ [12a-N103-5] 周波数上方変換を用いたフェムト秒Time-bin量子ビットの評価
キーワード:量子情報、非線形光学、周波数上方変換
近年,光子を量子ビットとした量子情報通信が注目されており,中でもTime-bin量子ビットは光ファイバを用いた長距離伝送に適している.しかし,従来の単一光子検出器では,測定可能なTime-bin量子ビットのパルス間隔はns程度であった.本研究では,我々が開発した周波数上方変換単一光子検出器を導入し,~300 fsの高時間分解能によって現在最短となるフェムト秒Time-bin量子ビットの評価を行ったので報告する.