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[12a-N207-1] 希土類錯体の合成と静電噴霧法を用いた発光薄膜の作製
キーワード:希土類、薄膜
本講演ではヘキサフルオロアセチルアセトンとマレイミドの2種類を配位子に用いたテルビウム錯体と静電噴霧法によって製膜した希土類の発光薄膜について紹介する。作製したテルビウム錯体は、2種類の配位子をもつことで失活につながる水分子を配位圏から取り除くことができ、錯体の発光強度を上げることができた。この錯体をエタノールに溶解させて静電噴霧という製膜方法を用いたことで、溶液プロセスでの薄膜作製に成功した。