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△ [12a-N207-3] サブフタロシアニンへのチオフェン環導入によるキャリア移動特性の向上
キーワード:有機半導体、有機薄膜太陽電池、有機分子
サブフタロシアニン (SubPc)はπ共役系骨格を持つ化合物でありながら、非平面型の構造をとるため、優れたキャリア移動度を有している。さらにキャリア移動特性を向上させるため、本研究ではSubPc骨格にチオフェン環を導入した。
電流電圧特性からキャリア移動度を評価し、チオフェン環導入後キャリア移動度は約1.7倍向上した。これは原子半径の大きい硫黄を介して電子移動が起こっていることを示唆している。
電流電圧特性からキャリア移動度を評価し、チオフェン環導入後キャリア移動度は約1.7倍向上した。これは原子半径の大きい硫黄を介して電子移動が起こっていることを示唆している。