[12a-N221-1~5] 2.1 検出器デバイス開発

[12a-N221-5] 吸収体を横置きにしたTES型マイクロカロリメータの線源照射試験

〇(D)八木 雄大^1,2、紺野 良平^1,3、林 佑¹、田中 圭太^1,2、山崎 典子^1,2,3、満田 和久⁴、佐藤 瑠美⁵、齋藤 美紀子⁵、本間 敬之⁵、西田 佳樹⁶、森 匠平⁶、伊豫本 直子⁶ (1.ISAS/JAXA、2.東大、3.北里大、4.国立天文台、5.早稲田大、6.九州大)

キーワード：超伝導転移端温度計、カロリメータ、太陽アクシオン

地球に飛来した太陽アクシオンが、吸収体57Feと反応し、変換された14.4 keVの熱エネルギーをTESカロリメータで検出する。57Feは強磁性体であり、超伝導薄膜であるTESを直下で動作させると、磁場により分光性能を劣化させる恐れがある。そこで、磁性体の影響を低減するために吸収体とTESを横置きにする構造設計を考案した。本発表では、試験素子を用いたX線照射試験のパルス解析について報告する。