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[12a-N403-6] 超伝導転移端センサにおける電流ノイズ特性の評価
キーワード:単一光子検出器、超伝導転移端センサ、電流ノイズ
可視光・近赤外領域の単一光子のエネルギーを測定可能な超伝導転移端センサ(Transition edge sensor; TES) は、次世代量子情報通信やバイオへの応用が期待されている。TESは単一光子分光可能であり、典型的なエネルギー分解能は0.8 eVの光子において0.1から0.2 eVである。現状においても近赤外域における光子数識別は十分可能であるが、複数の蛍光色素を用いたイメージングではより高いエネルギー分解能が望ましい。高いエネルギー分解能を実現するための最初のステップとして、エネルギー分解能が決定される主な要因を明らかにする必要がある。そこで、本発表ではTESの理論的なエネルギー分解能の限界値を求め、実験値と比較した。