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△ [12a-S101-7] 原子スイッチを用いたリザバーコンピューティングのノイズ評価
キーワード:リザバーコンピューティング、原子スイッチ
リザバーコンピューティング(RC)は物理実装可能であることから、様々な構造の研究が行われている。本報告は我々が以前提案した原子スイッチRCモデルに、実際の素子で発生する時間的な電流のゆらぎ(ノイズ)を導入した。その際、ノイズによる性能低下が発生したことから、電流ゆらぎを平均化するために原子スイッチの読み書きを複数回行う手法を考案した。その結果、ノイズなしと比較し同等の線形記憶容量が得られた。