2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[12a-S201-1~9] 次世代発光材料の創製とデバイス応⽤

2021年9月12日(日) 09:00 〜 11:45 S201 (口頭)

増尾 貞弘(関西学院大)、増原 陽人(山形大)、松井 淳(山形大)

11:00 〜 11:30

[12a-S201-8] CsPbBr3ペロブスカイト量子ドットの表面エンジニアリング:表面修飾剤によるナノ蛍光体の特性向上を目指して

磯 由樹1、磯部 徹彦1 (1.慶大理工)

キーワード:ペロブスカイト量子ドット、ナノ蛍光体、表面修飾

量子ドット(QD)蛍光体は比表面積が非常に大きいため、表面状態の変化が蛍光特性に大きく影響する。表面欠陥は非放射緩和の原因となり、蛍光量子収率を低下させるため、表面修飾剤を吸着させてキャッピングが行われる。筆者らはCsPbBr3ペロブスカイトQDの蛍光特性に対する表面修飾剤の役割に着目してきた。本講演では、表面エンジニアリングによるCsPbBr3ペロブスカイトQDの蛍光特性の探究と改善について紹介する。