[12a-S301-1~11] 6.2 カーボン系薄膜

[12a-S301-5] スピン発光欠陥におけるスピン依存項間交差速度の測定手法の提案

〇森岡 直也¹、Liu Di²、Soykal Öney O.³、Gediz Izel¹、Babin Charles²、Stöhr Rainer²、大島 武⁴、Son Nguyen Tien⁵、Ul Hassan Jawad⁵、Kaiser Florian²、Wrachtrup Jörg² (1.京大化研、2.Stuttgart大、3.Booz Allen Hamilton、4.量研機構、5.Linköping大)

キーワード：スピン、カラーセンター、項間交差

スピンを有する固体中の発光中心は、量子情報処理や量子センシング等の応用に向け注目されている。スピン発光中心の応用には、スピン・発光ダイナミクスにおける発光遷移レートや項間交差レートなど、各遷移レートの詳細な理解が重要であるが、その測定は容易ではない。本研究では、励起状態の寿命より十分短い励起レーザパルス列を用いた実験により、スピン依存項間交差速度を評価する手法を提案する。