2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.4 半導体スピントロニクス・超伝導・強相関

[12a-S302-8~11] 10.4 半導体スピントロニクス・超伝導・強相関

2021年9月12日(日) 11:00 〜 12:00 S302 (口頭)

レ デゥック アイン(東大)

11:30 〜 11:45

[12a-S302-10] 軸対称偏光を利用したスピン偏極の円状パターン励起とスピン分布の時間発展の観測

森 貴親1、鈴木 拓也1、石原 淳1、好田 誠2、大野 裕三3、大野 英男4、宮島 顕祐1 (1.東理大院理、2.東北大院工、3.筑波大、4.東北大通研)

キーワード:スピントロニクス、永久スピン旋回

永久スピン旋回状態はスピン緩和が完全に抑制されるとして注目されている。今回、永久スピン旋回状態に近い試料に対して空間的に円状に円偏光が配列した励起光を照射してスピンを生成した。その結果、励起スピン状態は円偏光分布を反映して空間的に円状に90度ずつダウン、アップ、ダウン、アップと変化していることが分かった。講演会ではこの円形パターン状に励起したスピンの時間発展に関しても議論する。