[12a-S402-1~10] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[12a-S402-8] 液液相分離液滴における金属ナノ粒子を用いた表面増強ラマン分光測定

〇(M1)山崎 唯衣¹、茂田井 和紀¹、Chen Chen¹、金蔵 孝介²、早水 裕平¹ (1.東工大院物質理工、2.東京医科大)

キーワード：液液相分離、表面増強ラマン分光

本研究では、LLPS液滴内の分子情報を得ることを目的として、モデルシステムとしてポリペプチドとRNAからなるLLPS液滴に金ナノ粒子を導入した表面増強ラマン分光法(SERS)によるLLPS液滴のその場ラマン分光測定を行った。解析の結果、金ナノ粒子による増強場の効果によりプロリンおよびペプチドの2次構造を反映するピークが確認された。