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△ [12p-N103-10] 波長2-5 µm域における波長可変な広帯域赤外量子吸収分光測定の実証
キーワード:赤外量子吸収分光、量子干渉、可視-赤外域量子もつれ光子対
量子もつれ光子対の生成過程間の量子干渉を用いると、可視域の光源、検出器のみで赤外域における分光測定(赤外量子吸収分光測定)が可能となる。先行研究では、可視-赤外域量子もつれ光子対の発生帯域が限られていたため、測定波長域は中赤外域で1 µm以下に留まっていた。今回我々は、波長可変な可視-赤外域光子対源を用いて波長約2~5 μmで広帯域赤外量子吸収分光測定の実証を行ったので報告する。