2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 脱炭素社会に向けたカーボンナノチューブの開発と応用~発見30周年記念シンポジウム~

[12p-N105-1~10] 脱炭素社会に向けたカーボンナノチューブの開発と応用~発見30周年記念シンポジウム~

2021年9月12日(日) 13:30 〜 18:00 N105 (口頭)

丸山 隆浩(名城大)、片浦 弘道(産総研)、柳 和宏(首都大)、守谷 頼(東大)

16:55 〜 17:25

[12p-N105-8] 人工関節摺動部のための多層カーボンナノチューブ複合超高分子量ポリエチレン

齋藤 直人1 (1.信州大)

キーワード:多層カーボンナノチューブ、超高分子量ポリエチレン、人工関節

人工関節摺動部材として用いる超高分子量ポリエチレンは摩耗しやすいため、現在クロスリンク超高分子量ポリエチレンが多く用いられているが、耐衝撃性が低いために破損症例が報告されている。多層カーボンナノチューブ複合超高分子量ポリエチレンは、高い耐摩耗性と高い耐衝撃性を両立した初めての人工関節摺動部材として、安全に臨床応用することが期待できる。