[12p-N107-1~13] 3.1 光学基礎・光学新領域

[12p-N107-4] キラル分子の共鳴光圧のサイズ依存性と選別手法の理論研究

〇蓬莱 貴大¹、石原 一^1,2 (1.阪府大院工、2.阪大院基礎工)

キーワード：光圧、キラル分子

キラル分子の選別には化学的手法を用いるのが通常であるが、もし物理的手法が実現されれば触媒等を必要としない、より一般的な手法となることが期待される。本発表ではキラル分子にかかる光圧と、それを用いた選別可能性を理論的に評価する。具体的には、色素分子が螺旋状にスタックした会合体のモデル、及びキラル分子がラセミ混合物を形成するナノ結晶モデルの場合について選別可能性を考察する。