2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » データの蓄積と共有がもたらす革新と課題 ~マテリアルズインフォマティクスを中心に~

[12p-N201-1~7] データの蓄積と共有がもたらす革新と課題 ~マテリアルズインフォマティクスを中心に~

2021年9月12日(日) 13:30 〜 16:50 N201 (口頭)

原田 俊太(名大)、知京 豊裕(物材機構)

14:00 〜 14:30

[12p-N201-2] DICEにおける材料データの蓄積と信頼性

谷藤 幹子1 (1.物質材料研究機構)

キーワード:研究データ、蓄積と信頼性、材料データプラットフォーム DICE

データ駆動型の材料研究の進展を受けて,データ流通の基盤として材料データプラットフォームシステム(サービス名:DICE)の開発に2017年に着手し,2020年から所内運用を開始した.DICEはオープンサイエンスに応えるデータ基盤であると共に,データ駆動型研究の一つの手法であるマテリアル・インフォマティクスに利用する想定でデータを「つくる」「あつめる」「つかう」の3つを基本コンセプトとしている.そのためFAIR(Findable,Accessible,Interoperable,Reusable)なデータ流通基盤であることが必要である。さらに材料分野の場合は、データの質・量を担保し、安心を担保する必要があるため,FAIRに繋がる研究ワークフローの設計,構築も並行して実施した.所内運用2年目を迎えての課題を紹介する。