2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » データの蓄積と共有がもたらす革新と課題 ~マテリアルズインフォマティクスを中心に~

[12p-N201-1~7] データの蓄積と共有がもたらす革新と課題 ~マテリアルズインフォマティクスを中心に~

2021年9月12日(日) 13:30 〜 16:50 N201 (口頭)

原田 俊太(名大)、知京 豊裕(物材機構)

16:15 〜 16:45

[12p-N201-6] 全自動・自律型物質合成システムを用いた新物質探索と物質データベース構築

清水 亮太1 (1.東工大物質理工)

キーワード:自律合成、無機薄膜材料、ロボット技術

本講演では無機固体薄膜材料の自律的な開発システムを紹介する。本システムでは、ロボットにより合成・評価した結果を報告し、更新されたデータセットからAIが最適条件を再度ロボットに指示する、というclosed-loopサイクルを回す。望みの物性を指定した後は研究者が介在する必要がない。この自律合成システムにより得られる大量のデータをもとに、所望の材料をいかに早く・高精度に実現するかについて紹介する。