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[12p-N302-12] ペプチド結晶における分岐した水素結合の原子間距離と伸縮振動周波数の関係
キーワード:ペプチド、X線構造解析、ラマン分光
水素結合はタンパク等の生体分子の構造形成に重要な相互作用であり、理解が重要となる。特に横軸に伸縮振動の周波数、縦軸に水素結合距離をプロットしたものはNakamoto ダイアグラムと呼ばれる。これまでの研究で、テトラペプチドのFEFEの伸縮振動がプロットから外れた挙動を示す事が分かってきた。この理由を調査するため、本研究ではフラグメント分子軌道法(FMO)計算を用いて、その分子間相互作用を計算した。