15:45 〜 16:00
[12p-N402-9] REBCO自立超伝導膜を目指した水溶性NaCl基板上へのAuバッファ層の作製
キーワード:REBCO超伝導体、自立薄膜
これまで、酸化物エネルギー材料への新規機能性付与の基礎検討として、水溶性のSr3Al2O6 (SAO)を犠牲層として単結晶基板上にSmBa2Cu3Oy (SmBCO)超伝導薄膜を成膜しSmBCO層の剥離を試みてきた。しかし、SAO犠牲層の膜厚が増すほどAlとBaの反応相が増加し、SmBCOの成長が困難になる傾向が得られた[1]。そこで、水溶性のNaCl(100)単結晶基板上にREBCO膜をエピ成長させる検討を行っている。
NaCl基板上に直接YBCOを成膜したところ、YBCO膜を得ることができなかった。そこで、NaCl上にバッファ層としてAuを成膜し、その上にYBCO膜を成膜し、配向方位と基板からの剥離実験を行ったので報告する。
NaCl基板上に直接YBCOを成膜したところ、YBCO膜を得ることができなかった。そこで、NaCl上にバッファ層としてAuを成膜し、その上にYBCO膜を成膜し、配向方位と基板からの剥離実験を行ったので報告する。