2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[12p-S401-1~19] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2021年9月12日(日) 13:00 〜 18:15 S401 (口頭)

小栗 和也(東海大)、藤井 克司(理研)、松村 義人(東海大)

13:15 〜 13:30

[12p-S401-2] Niマイクロメッキ接合技術を用いた結晶シリコン太陽電池インターコネクションの信頼性の向上

〇(DC)ウ キンコウ1、符 智1、森迫 勇1、小柴 佳子1、飯塚 智徳1、巽 宏平1 (1.早大情シス)

キーワード:太陽電池、インターコネクション、Niマイクロメッキ接合

太陽電池を組み立てる為のインターコネクションの長期信頼性は、デバイスが最大20年間継続して動作することを保証する為に重要である。結晶系太陽電池モジュールのほとんどは、腐食やインターコネクションの破損により故障することが報告されている。この為、インターコネクションの改善が必要である。従来の低融点材料はんだの代わり、本研究室では新しい接合方法として耐熱性と耐食性に優れたNiを用いたNiマイクロメッキ接合(Nickel Micro-Plating Bonding: NMPB)の提案・実験を行ってきた。今回、温度サイクル試験(TC test)と高温高湿試験 (DH test)を用いて、NMPB太陽電池インタコネクションの長期信頼性を評価した。