2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[13a-N107-1~12] 3.1 光学基礎・光学新領域

2021年9月13日(月) 09:00 〜 12:15 N107 (口頭)

柚山 健一(大阪市立大)、藤原 英樹(北大)

10:15 〜 10:30

[13a-N107-6] 完全カオス共振器レーザーにおける発進モード単一化現象に関する数値的および実験的研究

ユウ ムンヨウ1、牧野 航大1、榊原 大介1、篠原 晋1、砂田 哲2、原山 卓久1 (1.早大先進理工、2.金大自然科学)

キーワード:微小共振器レーザー、カオス

近年,二次元微小共振器レーザーに関する研究が理論,実験の両面から研究,議論されている。従来の一次元レーザーと違い,二次元レーザーの共振器形状が多種多様であり,レーザー発振状態が非常に複雑である。2017年に原山らによる論文に「単一モード発振仮説」を提案した。本仮説は,完全カオス性が有する共振器が連続波発振によって動作される場合に,二つの条件が満たされる際に単一モード発進状態が安定となることを示唆することである。二つの条件は外部ポンピングが自身の発振閾値に対して十分に大きいことと,規格化された反転分布の緩和率が隣り合う発振ピーク同士の間隔に対して十分大きいことである。本研究には三つの完全カオスを有する共振器を使い,数値計算と実験の両面から研究し,単一モード発進仮説の妥当性を確認する。