[13a-N206-1~9] 2.4 医用応用

[13a-N206-9] チェレンコフ光による高線量率小線源治療線源のリアルタイム追跡

〇余語 克紀¹、野口 由美子²、奥平 訓康²、石山 博條³、岡本 裕之⁴、保田 浩志⁵、小口 宏¹、山本 誠一¹ (1.名大保健、2.名大病院、3.北里大医、4.国がん中央病院、5.広大原医研)

キーワード：高線量率小線源治療、チェレンコフ光、Ir-192 γ線

高線量率（HDR）小線源治療では、米粒大の微小な線源を専用のチューブ等を通して、がん近くまで運び、体内からγ線を当てる。治療の安全な実施のため、治療前の検証で、治療チューブ内での線源位置の確認が必要であるが、従来の方法は煩雑であった。我々は、チューブ内の線源をリアルタイムに追跡するため、新たにチェレンコフ光イメージングに基づく簡便で迅速な方法を開発し、性能を評価したので報告する。