[13a-N302-1~10] 12.1 作製・構造制御

△ [13a-N302-10] 毛細管現象を用いた繊維型有機半導体の作製

〇植竹 将仁¹、水島 遼也¹、齋藤 慧志¹、山内 博¹、田所 貴志¹ (1.東京電機大学工)

キーワード：有機半導体

近年、フレキシブルデバイスの構成素子として高分子有機半導体である P3HT (Poly3-hexylthiophene-2,5-diyl)が注目されている。一般にP3HT は微細な繊維状に形成することによって分子配向が期待できる。P3HT の繊維化にはエレクトロスピニング法を用いるがP3HTの繊維化では補助剤の添加等が必要となり半導体デバイスとして用いるのが困難となる。本研究では、毛細管現象を利用することで微細な隙間が流路となる繊維束を形成し、補助剤等を必要としないP3HT 繊維を作製した。